ブランドエクイティは5つの資産分野から成り立っているので、以下の5つをはかることが
できればブランドエクイティを算出できる。
①ブランドロイヤルティ
顧客のもつブランドへの執着心を指す。買い手のブランドロイヤルティが高いほど、買い手が他のブランドにスイッチする可能性は低くなる。よってブランドエクイティの重要な要素といえる。
②ブランド認知
あるブランドが、特定のカテゴリーに属していることを顧客が認識または想起できることを意味する。最も望ましいのは、特定のカテゴリーから自社のブランドが想起されることである。
③知覚品質
顧客の知覚に基づく総合的な品質を指す。製品やサービスの基本機能はもちろんのこと、広告や価格、ブランドがもつイメージなどブランドに関する有形無形すべてが知覚品質を形成する。
④ブランド連想
ブランドに結びつくあらゆる記憶のこと。買い手がブランドを認知することで想起される、知識や感情イメージのすべてを指す。
⑤他の所有権のあるブランド資産
商標やパテントのように法的に所有権が守られている資産のことを指す。